「ボールは友達!!」小学校の頃によく読んだ漫画は『キャプテン翼』。
小学校3年生から大学4年生までの14年間、友達であるボールと戯れ続けてきました。
憧れは1982年スペイン大会・1986年メキシコ大会のサッカーW杯で魅了された、当時“神の子”と呼ばれていたディエゴ・マラドーナです。
そんなサッカー漬けだった高校卒業間近。とあるメディアでスポーツトレーナーの存在を知り、自然とスポーツトレーナーに憧れを抱きました。
ちょうどそんな時期に父の縁で、地元「ジュビロ磐田」のスポーツトレーナーさんのお仕事を見学し、お話を伺う機会がありました。
また幼少期から極度の肩こりだった母の肩もみが日課だったことなども、今の仕事のルーツになります。
その後、よりスポーツについて学ぶ機会を得たいと、大阪体育大学へ進学。ここでもサッカー部で4年間、よき仲間と過ごしました。
その間もスポーツへの気持ちは変わらず、大学卒業後は医療現場での経験を求め、病院やリハビリテーション施設、鍼灸整骨院などで約7年間修業。
柔道整復師・鍼灸師の専門学校を無事卒業しライセンスを修得し、2002年より管理柔道整復師として勤務。
2003~2006年にはスポーツトレーナー活動に携わってきました。
その後、よりスポーツ外傷や障害などについて学ぶべく、整形外科クリニックのリハビリテーションの経験を積み、現在に至ります。
この間も順調なことばかりでなく、憧ればかり、形ばかりに囚われて失敗したり、単に痛みをとる、結果を出すことを追いかけすぎて、大事なことを見失ったりしました。
ただある時、多くの方々からのアドバイスやサポートを心から受け入れるようになりました。
すると患者様の悩みや不安に自然と共感でき、一緒にそれを共有して同じ目的・目標を目指せ、違う結果が生まれ始めたのです。
それ以来、自分ばかりががんばり過ぎず、患者様の悩みや不安をいかに共有して治療計画を立て、進めていくかを第一に考えるようになりました。
また最近では人間の身体のすごさを活かしたり、それが原因で起こりうる問題を、「情熱」をもって治療に活かす。
そして患者様の日常生活の「彩り」をサポートしていくことが、私の「役割」と信じ、日々治療に携わっております。
私はスポーツを通して、多くのことを学び経験させていただきました。だからこそスポーツに関わる人や物事のお役に立てればと思っています。
そしてそのスポーツから学んだ身体の動かし方やメカニズム、患者様の身体のお声を聞き、患者様の立場になって、症状だけでなく、本当の原因を患者様と一緒に改善していきたいと思います。